【川田コーチ連載コラム】練習編~第6回「上達はなかなか自分で感じることは出来ないから」~


★川田コーチの連載ミニコラム★
【練習編】
~第6回【上達はなかなか自分で感じることは出来ないから】~

「ボールがコートに入る確率が70%から75%に向上した。」
あるいは
「自分の守備範囲が5mから5.5mに広がった。」

この上達を自分自身で本当に実感できるかというと疑問が残ります。
例えを挙げた2例の上達度合いというものは、かなりの上達幅であり、実際は練習ごとにもっと微増な上達幅です。
また、仮に大きな上達だったとしても、向上心の高いプレーヤーであればあるほど、70%が75%に上がったところで、より高確率になることを求め、80%を目指したことによって歯がゆい思いをし、5mが5.5mに広がったところで、今まで全く届かなかった5.5m以上のボールに近づき、また悔しい思いをします。
したがって、自身の上達を自分で感じることは非常に困難だと言えます。

これは、テニスというスポーツに限らず、スポーツ全般にいえることで、最終的には試合や大会での成績やタイムを競うスポーツにおいて自己記録に対する評価でしか、実感に繋がる自身の成長を計ることが出来ないといえます。
それでも、試合や大会なら対戦相手の強弱、相性や組み合わせの運によって結果は大きく左右され、タイムを競うスポーツでも、当日の調子や環境、状況によって結果は異なります。

スポーツを継続させたり、質の高い練習をする為にはモチベーションをキープすることが不可欠です。
「出来ない技術」「足りない身体能力」にばかり目を向けすぎてしまうとネガティブな思考に憑りつかれてしまうこともあります。
慢心ではなく、ポジティブに自分を褒めてあげることは、上達の必須条件とも言えます。

さぁ、あなたは何を褒めてあげましょう?



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