【川田コーチ連載コラム】練習編~第26回「画面の一部を隠してテニス観戦すれば、新たな発見があるかも」~



★川田コーチの連載ミニコラム★
【練習編】
~第26回【画面の一部を隠してテニス観戦すれば、新たな発見があるかも】~

テニスの試合を観戦していると、どうしてもボールの行方に目を奪われてしまいます。もちろん、観戦の楽しみ方として間違っているわけではなく、勝敗に対して一喜一憂するのは素晴らしいことです。
一方で上達する為にはどんな観戦方法があるのでしょうか?
ボールを見るばかりではなく、各選手の動きを観察することも重要な要素です。テレビ中継であれば、大抵はやや上部後方からのアングルの映像が多いです。

そこで、例えばテレビ画面上部のコート半面に当たる部分をタオル等で隠して録画した試合を観戦してみると選手の動きを集中して見ることが出来ます。
意外とこの「隠す」という作業が重要で、どうしてもフルコート見渡せる状況下だと、ボールの行方やポイント、相手の動きに目がいってしまいます。
特にジュニアを指導した経験がある方であれば分かるように、どんなに一選手だけを見るように指示しても、目の動きまで強制することは出来ないものです。
敢えて隠して映像をシャットアウトしてみるのも良い方法です。

イメージトレーニングという言葉があります。
確かに自分が打つボールを詳細に球種やスピード等を先立ってイメージすることは大切です。
一方で、ボールはあくまでボールであり、自分自身がボールになれるわけではありません。
ラリーが始まり、ラリーが終わるまで自分自身がどのような動きをするかをイメージすることも重要となります。
観戦時、ボールに目を奪われていると、ボールを追い駆けてから打つ姿までの印象が深く視界に入り、動き出しや打った後の態勢作り等が抜けてしまうこともあります。

言葉よりも視覚で捕えたものを自分自身の動きとしてイメージしやすいこともあります。
その視覚で捕えるものに偏りがあると、自然と偏りのあるイメージを膨らましてしまうこともあります。
始まりから終わりまでのトータルした視覚情報を手に入れた時に、初めて自分がプレーした時のトータルイメージが具体的に描けるようになるかもしれません。
*電化製品の上部ですので長時間の観戦をお止め下さい。
*タオルでは無く、他素材で画面を隠しても良いです。

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