2014.09.01
【コートの外でも上達したい!!12】 ポリ系ストリングスを選ぶ理由とは!?
皆さんこんにちは!
テニスサポートセンター渋谷店
スタッフの丸です!
早速今回の練習メニューをご覧ください!
「テニスガイド2」であれば
実際にボールをラケットで打つので
“スイートスポットに当たっているかどうか”
がよくわかります!!
スイングの軌道修正に加えて
打点でしっかりボールを捉えることができるので
自宅での練習もより効率的になりました!
引き続き、フォアハンドの上達に向けて
練習を頑張っていきたいと思います!!
そして本日はポリ系ストリングスを選ぶ
メリットとデメリットについて
考えてみたいと思います。
ポリ系ストリングスとは何か・・・?
一言で言うと…
“力のある、ハードヒッター向けの糸”です。
その特徴は簡単にご説明すると
“感触が硬め、しっかりしている”
“切れにくい(摩擦に強い)”
“テンションの維持性能は低め”
“回転がかかりやすい”
などと一般的には言われます。
一見すると
デメリットも持っているように見えますが・・・
一つ一つご紹介いたします!!
[caption id="attachment_9098" align="alignnone" width="300" caption="ポリ系ストリングスの「プロハリケーンツアー」"][/caption]
まずは“感触の硬さ”から
ストリングスが硬いと感じるのは
張る強さにも関わることですが
打ったときに糸がたわみにくい
ということです。
そのため、糸そのものでは
“ボールは飛びにくい・飛ばしにくい”です。
簡単なイメージで言うと
トランポリンがナイロン
跳び箱を飛ぶ為に使う踏切台がポリ系です。
飛ぼうとするとき、トランポリンは踏み込む力より高く飛べます。
一方踏切台は自分が踏み込んだ力の分飛べます。
また、踏み込んだ時に足にくる衝撃は踏切台の方が強いです。
これと同じようにスイートスポットを外してしまうと
腕にくる衝撃もポリ系ストリングスは
ナイロンに比べて非常に大きいです。
次に“切れにくい(摩擦に強い)”
これは文字通りの意味になります。
ナイロンストリングスの素材に比べて
より摩擦に強い糸なので
切れるまでの時間はナイロンよりもかなり長いです。
しかし、その反面
“テンション維持の性能は低め”です。
テンション維持性能とは、ストリングスが
“同じテンションを維持していられる時間”
のことを表しています。
簡単なイメージを用意いたしましたので
ご覧ください。
[caption id="attachment_9100" align="alignnone" width="491" caption="※数値はあくまでもイメージです"][/caption]
このように、ポリ系ストリングスは
テンションが落ちるのが早いです。
食べ物でいうと、おいしく食べることが
できる時間が短いというイメージです!
最後に“回転がかかりやすい”です。※1
ポリ系ストリングスは基本的に光沢があるものが多いです。
表面がツルツルしているため、糸が滑りやすく
縦糸と横糸の摩擦が少なめです。
そのため、ストリングスの動きを戻りが大きく
ナイロンよりも回転はかかりやすいものが多いです。
また、表面に凹凸がある加工がされているものも多いので
ボールとの接触時間が長くなり回転量が増えます。
※1:ただし、糸そのものではボールを飛ばすパワーは
限られるため、セッティングに工夫が必要な場合が
ございます。
また、本文中説明ではポリ系が比較的
回転をかけやすいとご紹介しておりますが
形状等の工夫によりナイロン系において回転を
かけやすい製品も発売されております。
それぞれ詳しくは店頭にてスタッフまでご相談ください。
以上の特徴をまとめると・・・
“ボールを強く打つので、飛びを抑えたい”
“頻繁に切るので、なるべく切れにくいものがよい”
“より強いスピンで、ラリーを展開していきたい”
という方に向いています。
その一方で
“力がない”
“スイートスポットを外しやすい”
“体が成長途中である(特に関節)”
“練習する機会があまり多くない”
“糸はあまり切らない”
このような場合は、テニス肘などの慢性的なケガや
コストパフォーマンスの観点から
ポリ系ストリングスよりも
ナイロン系やナチュラルストリングスを
おすすめいたします。
その他、ポリ系ストリングスの中にも
それぞれの品物で様々な特徴があります。
お客様に合ったストリングスを見つけ出す為にも
スタッフ一同全力でサポートいたします!
是非渋谷店にお立ち寄りください!
お待ちしております(^_^)/
それでは次回もお楽しみに!!!
渋谷店スタッフ 丸